リハビリテーションのご案内

リハビリテーションのご案内

当院でのリハビリテーション

当院では、外来および入院でリハビリテーションを行なっていただくことが出来ます。

外来リハビリテーションについて
回復期リハビリテーション病棟について

リハビリテーション

リハビリテーションとは、病気や障害によって生活や仕事を継続することが困難になった人が社会復帰するためにそれぞれの問題を解決する手段の一つです。

当院のリハビリテーション施設は、脳血管疾患T、運動器疾患T、呼吸器疾患Tの施設基準を取得し、理学療法士7名、作業療法士4名、言語聴覚士5名が在籍してそれぞれの患者様に対し総合的なリハビリテーションを提供しています。外来、入院(一般病棟)、回復期リハビリテーション病棟の患者様が対象となっています。

症例は、脳血管疾患、大腿骨頚部骨折などの急性期から慢性期までと幅広く、また北関東神経疾患センターが併設されている事もありパーキンソン病をはじめとした神経内科疾患が多くを占めています。

理学療法

理学療法の様子座る・立つ・歩く等の基本的な動作が困難な患者様に対し、PT(理学療法士)により動作能力の向上を目的とした運動療法を行っています。機能回復の可能性・残存能力や患者様の状態等を考慮してそれぞれの方に応じた個別のプログラムを計画・実行し、より円滑で安定した動作が可能となるように、動作方法の提案や練習を繰り返し行っています。

また、必要に応じて杖・車椅子等の福祉用具の選定や装具の製作も行っています。

 

作業療法

作業療法の様子OT(作業療法士)は、基本能力(運動機能・精神機能)、応用動作能力(食事・更衣などの日常生活動作)、社会生活適応能力(地域活動への参加・就労などの準備)の改善・維持を目的として、上肢機能練習・応用動作練習・家事動作練習・手工芸などの作業活動を行っています。

また、自宅退院の患者様へは、ご自宅までお伺いして、家屋改修の提案や安全な生活動作の指導を行っています。

 

言語聴覚療法

言語聴覚療法の様子ST(言語聴覚士)は、脳血管疾患や脳変性疾患(認知症やパーキンソン病など)を原因として起こる言語障害(失語症など)・発達性言語障害・高次脳機能障害の患者様に対し、認知言語療法を中心として、摂食・嚥下機能療法、構音訓練を併せて行っています。

特に、当院の特色でもある認知言語療法では、脳の認知機能の活性化を目的とした治療法のため、失語症のみならず、認知症・高次脳機能障害の患者様の改善・回復にも効果を上げています。

また、近年注目されている摂食・嚥下障害(飲み込みの機能低下)のある患者様に対しても当院は積極的に取り組んでいます。STによる的確な評価・訓練により、安全で確実な栄養確保手段の検討や、誤嚥(飲食物が気管に入り込んでしまうこと)を防止するための環境整備、経口摂取(口からものを食べること)の可能性の拡大を行っています。


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